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世界農業遺産

世界農業遺産」とは

GIAHS <Globally Important Agricultural Heritage Systems>

伝統的な農林水産業を営む地域の中で世界的に重要と認められる地域を、国連食糧農業機関(FAO)が認定しています。
世界で21ヶ国57地域、日本では11地域が登録されています。(2018年12月現在)
にし阿波は中四国で初めて「世界農業遺産」に認定されました。

「にし阿波」と呼ばれる徳島県西部の美馬市・三好市・つるぎ町・東みよし町には、標高100~900mの山間地域に200近くの集落が点在しています。いずれも急峻な傾斜地に位置し、そのために、独自の技や知恵を培って、自然を守り、生命を守り、集落を守ってきたのです。この400年以上にわたり継承されてきた山村景観や食文化、そして農耕にまつわる伝統行事などの全てが未来に向けても持続可能なものと認められ、世界農業遺産に認知されました。

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写真:カヤグロ

乾燥させるために刈り取ったカヤを円錐状に束ねて肥料や飼料として保存する

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